2009年06月12日
カッコよさを追い求めたクロムハーツの思い出
高校の頃僕はバンドなんか組んでいた。バンド名は「クロムハーツ」。由来は簡単で、その少し前、メンバーのみんなで町に繰り出したとき見つけたアクセサリーのメーカーの名前からとった。ただ単にその響きが格好いいね、ということだった。
そんなわけで誕生したクロムハーツだが、このバンドはあっという間に解散ということになった。その理由は以下のような理由がある。
その1.僕らはみんな音楽的方向性が違った。
この理由はなんとなく格好いいので、友人に説明するときは、基本的にこう言っていた。仕方なかった。誰も、自分の好きなものを曲げることはできなかったのだ、と…。
その2.実はその頃高校3年生の夏で、受験勉強なんかをしなきゃならなくなった
この理由はもちろん人に言わないようにしている。だって格好悪いから。
そして一番の理由はこの次のものだ。
その3.僕らはそもそも、バンドなんて組みたくなかった
そうなのだ。
だってバンドを組めばなんか格好いいから。そんな理由で始めただけだった。僕らはただ「格好いいもの」に憧れていただけだったのだ。
格好良ければなんでも良かった。むしろ、結成後、ただ一度友達に小さなライブを見せて解散するのも、それはそれで青春ぽくって格好いい、とまで言い出した。
こんなわけで「クロムハーツ」は解散した。
今思えばこれほど格好悪いエピソードもないのだけど、あの頃の僕らはとにかくカッコよさを求めて必死だったのだ。
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- at 21:19